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twitterで以下のようなタグがちょっとばかし流行ったので乗ってみました。

てことで15本紹介してます。上のツイートのリプライでズラっと出てきますー。

タイトルは以下の通り。

1.ロケッティア(1991)

2.2010(1984)

3.ニルヴァーナ(1997)

4.マルタのやさしい刺繍(2006)

5.アルゴ探検隊の大冒険(1963)

6.ヴィドック(2001)

7.ウォーム・ボディーズ(2013)

8.ユージュアル・サスペクツ(1995)

9.バンク・ジョブ(2008)

10.アラビアン・ナイト(2000)

11.バロン(1988)

12.スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー(2004)

13.EVA(2011)

14.バッファロー'66(1998)

15.KAFKA 迷宮の悪夢(1991)


ちなみに今回は比較的マイナーな映画を選びました。なのでスター・ウォーズやスター・トレック等もめっちゃ好きですが入れてませんw。


こうしてタイトルを眺めてみると、ホントSF系好きだよなぁと思うのです。。

違うのはマルタのやさしい刺繍とユージュアル・サスペクツ、バンク・ジョブ、バッファロー'66で、KAFKA迷宮の悪夢がSFに近いミステリー物って感じですかね。

逆に、恋愛系があまり無いからこの偏りはなんかちょっと気が引けてたりもします。

恋愛系でも面白いのはあるとは思いますしいくつか観てるんですが、どうもコレというのが出てこないです。タイタニックくらいかな。でもアレもCGや特撮が見ものだったり。。。


とか色々考えてくると、ロマンス映画も構成としては恋愛を中心にして、周囲で起こる出来事に振り回されるという作りになっていると思うんです。でも大抵の映画には恋愛がある。つまり「恋愛」と「周囲」の比率が違うだけの様な気がするんですよね。

ロケッティアもヒロインを助けるし、ニルヴァーナも別れた恋人を追うし、EVAも一応ヒューマンドラマだし、ウォーム・ボディーズなんかめっちゃ恋愛ものだしなぁ。。。w


前にもtwitterでちょっと書いたんですが、めちゃめちゃ泣かせる目的の映画よりも、コメディドラマなどで笑いの合間にひょっこり出て来る泣かせるセリフのほうがグッとくる事があるんですよね。気を抜いて観てるから余計ガツンときちゃうんでしょう。

勿論前者を否定してる訳じゃないです。泣きたい時もあるし、そのための映画もありますからね:)


まぁそういう訳で、恋愛要素(家族愛、友情もの含む)は大抵の映画にはあると思うので、恋愛物をわざわざ探さなくてもいいのかな、と。結局「恋愛+α」で、そのαに惹かれて観る事が多いかな、って事です。そのαが自分の中ではSFアクションとコメディなんでしょうね。




ようやく観終わったのでレビューです。

この「レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと」は、元々は子供向けの小説で映画化もされていますが、今回はNetflixのドラマ版のレビューです。2017年。全8話。小説の4巻までを映像化しています。


家が火事になって焼け落ち、両親も亡くなってしまったボードレール家の子供たちが、遺産を狙うオラフ伯爵や里親たちからいじめられる、というお話です。

ストーリーを書き出すと本当に不幸な事ばかりが続いて悲しくなりそうなんですが、キャラクターや映像、音楽に暗い雰囲気はあまり無くむしろコミカルな演出になっていて、結構楽しく観れると思います。


また子供たちがそれぞれ特技を持っており、その特技で不幸を乗り越えようと頑張る姿が微笑ましかったり。。。しかし次々と不幸が襲います。。。!


個性的なキャラクター

ボードレール家の三姉弟妹である長女で発明家のヴァイオレット、長男で賢く見えて本当に賢い本好きのクラウス、そして次女で赤ちゃんのサニー。サニーの赤ちゃん語は普通の人には分からなくても姉弟には伝わります(字幕も出ます)。それ以外に不思議な特技も。。。


悪役は三姉弟妹の遺産を狙うオラフ伯爵。彼は下手な役者でありながら、口車や別人に扮して人を騙していきます。。というか下手なのにみんな勝手に騙されます。。。三姉弟妹(と視聴者)には一目瞭然なのに。。


他の登場人物たちも芝居がかったコミカルな演技でこの世界を盛り立ててくれます。


箱庭の様な世界

物語の舞台は「塩からビーチ」や「ムカムカの道」など変な名前が付いてますが、その風景や雰囲気がとてもコミカルで、まるで箱庭で出来た世界の様です。街並みや建物から小道具までとても素敵な世界観になってます。音楽も素敵です。


この雰囲気は「プッシング・デイジー」に似てますが、エグゼクティブ・プロデューサー兼いくつかのストーリーの監督がどちらもバリー・ソネンフェルド氏ですね。映画MEN in BLACKシリーズなどが有名みたいです。

ただしプッシング・デイジーの明るくカラフルな雰囲気とは違い、こちらは物語の性質上ちょっと暗くいつも曇りがかっている印象ですが、あの雰囲気が好きならそれだけで楽しめるかも知れません:)



オープニングでは「不幸な話だから観ないほうがいい」と散々言われ、ストーリーテラーのレモニー・スニケットからも同様にしつこく言われ、実際観た感想はその通りなんですが、コミカルな世界と音楽、三姉弟妹の頑張りが楽しめる作品になっているんじゃないかなと。

果たして幸せは訪れるのでしょうか。。。

2016年。アメリカ Netflixで配信中。※配信中止、終了していることもあります。


タイムトラベル物で謎解きミステリー。

ストーリーの展開と伏線、トリック、最後のオチなど、ほぼ全ての事象がキレイに纏まってる映画だと思います。タイムリミットやアクションシーンもあって緊張感もなかなか。楽しめる作品になってますね。


以前のNetflixでの日本語字幕は、読みにくかったりストーリーの重要なセリフが半分しか翻訳されていないなどかなり酷かったんですが、それも直っているようです。ちゃんと楽しめますw。


主役はゾーイ・ベル。元々スタントで格闘技もこなす女優さんです。アクションシーンはばっちり。タランティーノの映画などでちょくちょく出てきますね。


以下序盤のあらすじです。



ランダウ率いる研究者グループは、秘密裏に人類初のタイムトラベルの研究を行い、ついにタイムマシンを完成させた。まずは実証実験として、研究員のジムを1時間後の未来に送り込む。

無事タイムスリップしたジムだが、そこで目にしたものは荒らされた実験場と仲間たちの死体。しかも自爆装置が起動していた。

ジムは証拠になるハンディカムを手にし起爆する前に急いで過去に戻り、1時間後に惨事が起こることを伝える。

タイムリミットは1時間。果たしてこの惨劇を回避できるか、犯人とその目的は?全ての真相は...。



どーもです!

ええとレビューする作品についてですが、前回までが若干古い作品ばかりだったので、もっと最近の作品についても書きたいのですよええ。しかしながら最近の作品も含め書きたい作品は幾つかあるものの、やはりまとめやすいものから先にできてしまいますね。。。


という訳で今回は、その中から比較的新しい作品で纏めやすそうなものとして、「FANBOYS」に決めました。映画の初レビューがコレかよ、、と自分でも思ってしまいますがまぁしょうがない。。。w



2008年。アメリカ。コメディでロードムービー。


スター・ウォーズのパロディ一杯

スター・ウォーズオタクたちが公開前の「エピソード1 ファントムメナス」を盗み見るため、オハイオからカリフォルニアにあるルーカススタジオまで旅をするというお話です。

スター・ウォーズに関連するネタが随所に散りばめられていて、スター・ウォーズを知っていれば知っているほど楽しめる作品になっています。

他のSF作品のパロディや小ネタも沢山出てくるので、その作品好きも楽しめるかもしれません。特にスター・トレック。。。!

また「オタクと一般のズレ」などもネタになっているので、その辺は普通に笑えるかも。


ちょっと泣かせたり

しかし実はちょっとした感動モノでもあったりします。主人公5人の一人ひとりに背景があってその中でちょっとだけ成長する、一歩を踏み出すという内容でもあり、単なるオタク向け映画で終わっていません。道中はかなりバカやってますが。。。w


出演陣

有名どころや注目する役どころでは:

クリステン・ベル(ヴェロニカ・マーズ、HEROESなど)

ダニー・トレホ(デスペラード、スパイキッズ、マチェーテなど)

キャリー・フィッシャー(スター・ウォーズのレイア・オーガナ役)

レイ・パーク(スター・ウォーズEP1ファントム・メナスのダース・モール役)

ビリー・ディー・ウィリアムズ(スター・ウォーズEP5,6のランド・カルリジアン役)

そしてなんと、ウィリアム・シャトナー(スター・トレックのカーク艦長役)まで。何故!w

また本編では差し替えになってボツになったシーン(?)では、ドラマ「アメリカン・ヒーロー」の主役、ウィリアム・カットが警備主任を演じています。


超個人的ネタ

ですいませんが、冒頭のハロウィンパーティでかかる曲「Tubthumping」にはちょっと思い入れがあって。

2003年頃にスター・ウォーズのオンラインRPG「Star Wars Galaxies」が始まりました。

このゲームでは色々な職業があって、その中には「ダンサー」や「ミュージシャン」なんてのもありました。つまりゲームの中で踊れたり演奏できたりするんです。

で、そのダンスや演奏してるシーンでプロモ動画を作るというのが一部で流行りました。

その中の有名な動画の一つにこの動画があります。

Cantina Crawl VII

そう、同じ曲が使われてるんですね。

この映画を最初に見たときはこんなマイナーなネタまで仕込んでるのかと大笑いしたものですw。まぁ本当は単なる偶然なんでしょうけどね:) でもホントは知っててこっそり入れてあるのかもしれない、と思うのも楽しいですw。


あと、この映画に「The Office(US)」のダリル役のクレイグ・ロビンソンと、ロイ役のデヴィッド・デンマンが出ています。

この二人はThe Officeでは同僚役で長年共演してて、その二人が別の作品に出てると何かしら共通するものを感じますw。

まぁこういうのは割とあったりするんですが(事務所が同じ等)、なにか横のつながりもあるんだなぁとほっこりします。


スター・ウォーズ エピソード7にて

スター・ウォーズファン、ダニエル・フリートウッドさんは当時余命二ヶ月で、「フォースの覚醒」の公開前に亡くなってしまうため、映画関係者の計らいで公開前に特別に観せてもらったという、この映画を実体験したような方。とても幸せなエピソードです。この映画のお陰だったかもしれませんね:)


以下冒頭だけあらすじを書いておきます。


1998年、エリックはハロウィンパーティーで疎遠になっていた仲間たちと久しぶりに再会する。彼らは大のスター・ウォーズオタク。

その中の一人で幼馴染のライナスは、幼いころにエリックと2つの夢を持っていた。一つは「コミック漫画家になること」、そしてもう一つは「スカイウォーカー・ランチ(スター・ウォーズの製作スタジオ)まで旅行すること」。そのための地図まで作って計画を立てていた。

そんな彼らが今一番心待ちにしているのは、もちろん6ヶ月後の「スター・ウォーズ エピソードI ファントムメナス」の公開!


しかし、ライナスは末期ガンにかかっていた。しかも余命は3,4ヶ月。ファントム・メナスを観ること無くこの世を去ってしまう。

そこでエリックは昔計画した時の地図を持ち出し、「ランチに忍び込んでファントム・メナスを観よう」と言い出す。無謀な計画ながらも旅が始まる。



制作陣もスター・ウォーズの大ファンで、そういう人たちの拘りもあるファンムービー的な面もありますが、内輪受けで終わらないちゃんとしたストーリーもある映画です。。。が、やっぱりスター・ウォーズ好き向けかな。。。w。



昔、爆笑問題が司会を務めていた超常現象を紹介する番組「これマジ!?」にて、本物のように扱われていたモキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)作品です。

郊外の家でパーティ中、偶然UFOを発見、宇宙人に付きまとわれるというパニック物。

ホームビデオで撮影された画質が現実味を増してて妙にリアリティがあります:)

日本語字幕はありませんが、上記のあらすじだけ分かってれば中々楽しめるかとw。

最近自分の周りでOwndを始める方が結構いて、その流れで作ってみました:)

無料ホームページサービスみたいなもんかな?と思ったらどうやらちょっと違うみたいですね。あくまでBlog的な記事を書くサービスで、そのトップページに色々付け足せられる感じに思いました。

とはいえ、noteよりはリンクのプレビューなんかも付けられて、こっちのほうが書いてて楽しいかもw。お、罫線も入れられるのね:)


Instagramのテスト。リンクも付けられるんですねー。いいかも。動画はどうかな。。。?無理か(*´ω`)。

Netflixにて配信中。

(※配信先が配信を終了、中断していることがあります)

現在から近未来が舞台の、ソーシャルテクノロジーで繋がった人々の物語。

オムニバス形式。各話45分程度。3シーズン/17話。イギリス


「トワイライト・ゾーン」や「世にも奇妙な物語」に近いですが、幽霊や超常現象はありません。

映画「マトリックス」の世界に近いですかね。


第一話について、これは個人的に傑作だと思ったのでちょっと感想を書きます。ちょっとネタバレになっちゃいますが。。


上記の通りソーシャルテクノロジーに翻弄される話が多い中、実はしょっぱなの第一話がちょっと毛色が違うというw。(SNSも含めた既存のメディアを使ったストーリー)


英国公妃が誘拐され、犯人は英国首相に奇妙な要求を突きつけるところから話が始まります。英国首相の対応、国民の反応、そして犯人の思惑は?というストーリー。


誘拐犯の馬鹿げた要求に英国首相は応えるべきか。これは「国の為にどこまで尽くせるか」を意味していて、その立場で考えると見えてくるものがあるんじゃないかと思います。

タイトルが「国歌」となっていて、実際英国国歌の歌詞を見るとなるほど、と思います。


また同時に、この犯人の要求というのが実は「芸術における表現の自由についてどこまで許されるか?」を問うていて、ここも考えさせられます。


その2つの間で国民がどう思ったのかを考えてみるに、今ネットでよくある炎上や、捏造や偏向報道による過度で尚かつ他人事でお祭り的な反応にも警鐘を鳴らしている様に捉えられなくもないかな、と感じました。


これらがうまい具合に一つにまとめられてる所に素晴らしさを感じました。

他の作品も色々考えさせる内容になっています。英国独特のダークさを感じさせる作品ですが楽しめると思いますよ:)